にょりの日記

全人類を愛する㋵

宣誓!

 中学生のときからずっとtwitterが大好きだからオモコロのことも知ってた。ARuFaさんとダヴィンチ恐山さんしか認識してなかったけど。私が大学生のときぐらいにオモコロチャンネルが始まって「ARuFaって何者?」を見た。そのとき一番再生数が多かったやつ。知らないおじさんと知ってる人がいた。その動画ではじめてライターさんたちが生きてる人間だと理解した気がする。慶応卒の知らなかった人は動画になって、目をつむったり開けたりするし、笑うときに体が揺れることが分かった。眼鏡の耳の垂れた犬みたいな人は、髪の毛が犬耳みたいに見えてたって分かった。それまでカットされていた情報が加わって、「永田さん」と「原宿さん」を認識した。特にARuFaさんはびっくりした。記事内で積極的にノイズを削除してたからだと思うけど、改めてちゃんと人だったと体感した。他のメンバーさんも同様。長い時間オモコロの記事を見てきたのに変な話だ。人間だと理解した途端知らないおじさんたちは好きなおじさんたちになった。この人たちが楽しそうなら自分も楽しい。

 それまで意識していなかったが、私は人間が好き。今までは自分の手の届く範囲でいっぱいいっぱいだったけど、オモコロの人間を好きになってよく分からない愛を知った。私は松野おそ松が大好き、いわゆる推し。家族が大好き。恋人が大好き。これらとは違う愛を発見した。友達に向ける愛にも似ているが、会って話して好きになる。だから違う気がする。全然会ったことがない世界の人を、人間として生きているというだけで愛せる気がした。全然知らないところにいる人も愛したいと思った。傲慢でエゴエゴしてるけどほんとに思ったの、許してにょ。もし必要としているのなら助けにいきたい。なにもできなくてもお守りを渡すぐらいさせて欲しい。

 私は会ったことがない、大森靖子ちゃんに愛してもらってなんとか命をつないだ夜を知ってた、同じことができないかな。私のやり方で、エゴエゴしてるお恥ずかしい未熟な愛を必要ならドゾ~。