にょりの日記

全人類を愛する㋵

にょり草紙 2

2ch

初めてそれに触れたのは中学二年生のときだった。母の好きな女優、綾瀬はるかさんのことを調べていたときである。yohoo検索の上位はとりとめもないことが書かれていた。ページをめくるごとにだんだんアングラっぽくなっていきことに当時は気がつかなかった。そしてたどり着いたサイトはおそらく「ヲチスレ」であった。初めて見るテレビに出ている人へのまっすぐな悪口にわたしは愕然とした。吐き出されたそれらはいびつにも書き手の強い思いからだろうか、鋭さとリアルを感じずにはいられなかった。スクロールが止まらない。私は当時も今も綾瀬はるかさんにマイナスな気持ちは持っていないが、内容云々よりも、学校で教わる「だめなこと」が開けっぴろげに繰り広げられるのが様が私をおかしな気分にさせた。道徳、倫理はきっと分かっている、知っている、だが書き込む。怖い場所だ。しかし私はこのガツンとくる「人間」に魅せられ、この体験以降アンダーグランドを眺め続ける。

・いわゆるなんj語

由来も使い方もよく分からないのになぜか印象に残ってしまうそれは、中学生の私に「かわいい響き」という印象を与えた。
「ンゴ」も「はぇ~」もかわいいし、「~するお」もなんか気が抜けてる感じ、いいわね。「希ガス」「サンガツ」「今北産業」も面白い。ユーモアとポップなかわいさを兼ね揃えた言葉達、と思った。そして今もそういう感覚は抜けない。
なぜかは分からないが高校二年のときに「ンゴ」が流行ってしまい、よく分からず皆ふざけてンゴンゴ言っていた。最悪だと友達が嘆いていたのを思い出す。

 

・ブランコ

大体の公園にある遊具はブランコ。しかし私はコレが大嫌い。乗るのはもちろん、見るのもだめ、なんと、想像するのもだめなのだ!どゆこと?

 

それはなぜか……?

にょりは「規則的に同じ動きで揺れる物体」が気持ち悪いから!!

でした。みなさん分かったかな?

昔お兄ちゃんがふざけて前後に揺れるのをやめてくれなかったのでぶちました。

 


・みかん

いつからこいつを一房、一房と 少しずつもぎって食べなくなっただろう。そしていつからこいつを側面からかぶりつくことを覚えただろう。
一房を口に含んだときのみかん味と三つ分ぐらいの体積を頬張った時では、全く違う。溢れるみかんジュース、果肉と薄皮のミルフィーユがこいつをさらに美味くしてくれるのだ。


・ユニバ

私はアミューズメントパークの乗り物がほとんど(でかめの割合)で苦手である。前述の通りブランコにも乗れないのだ。当たり前です。
記憶が曖昧な頃、友達親子とにょり家親子でそこに訪れた。手はじめにスパイダーマンに乗車。一言で言うと最悪。揺れ全般を忌避する私の脳内は「降ろしてくれ」でいっぱいになった。降りた後ほんとに呆然としていた。その後は船とベンチ以外に座ることは無かった。ちなみにお兄ちゃんは何故かスパイダーマン乗車後やたら心臓の痛みを訴えており、にょり家は存分に楽しめなかったと言える。

しかし唯一私が大喜びした乗り物がある。それがあの、「インディージョーズ」である!最高であった。
まずもって偽物(大事)のサメに襲われるのがおもしろすぎる。爆発もある、発砲もある!ガイドさん?曰く、サメは今まさに船の下に潜り込んだらしい!想像すると肝が冷え(しかし茶番の冷え)、血に濡れパイプをくわえたでっかいサメの姿は思わず叫ぶほど。本当に、楽しすぎる。また、陸にあのでっかいサメが釣り上げられているのもおもしろすぎ。

去年、クリスマスの時期にデートでユニバに行った。人生二回目のユニバ。比較的マシだろうと踏んでメリーゴーランドに乗車。この場合は乗馬。
そして動き始めて思ったのは「降ろしてくれ」であった。
ジョーズは相変わらず最高。サメは律儀に船の下を通る。私もお前も変わらないぜ。


ポンデリング

大好きなのである!第一に、ミスドの顔ですワタシ。という態度が良い。そして何度食べても驚く独特のモッチリ食感。これは言わずもがな。しかし一番はやはりあの形にあると考える。ひと房をちぎって頬張るも良し、ひと房分だけを噛みちぎっても良し(口の感覚だけで球を探るのが奇妙で良いとも評判)。なんならみかん同様ひと房にこだわらず複数個食べてもいい。さらに境目を越えたっていい。あれがもし一般的なO状ならあそこまでの人気はなかっただろう。ポンデリングは無限を孕んでいる。
ポンデリングの歴史はポッピングシャワー同様、期間限定で販売されたがその人気ゆえにレギュラー化したと予想……。どう?合ってる?

 

 

 

今日もにょりにょりと頑張ったにょりね、おわり