にょりの日記

全人類を愛する㋵

にょり草子6

23日はにょりの誕生日。ポカポカ春の日。生まれた季節が大好きで、生まれた季節に出会った人ならちょっとは優しくできる気がする、って歌ってたのは大森靖子ちゃん。
私も例に漏れず生まれた季節をあいしてるよ。


・パン屋さん
幼稚園児の頃の夢はパン屋さんだった。理由はホカホカでフワフワのパンがいっぱい置いてあるから。パンの味自体はめちゃくちゃ好きって訳じゃなかったのに3年くらいずっとパン屋さんになりたかった。
パン屋さんでのウキウキはちょっと春に似てる、甘優しい匂いと甘い温度で非常にリラックス効果が期待できます。いつも幼稚園の帰りにお母さんにひとつ、お菓子パンを買ってもらってた。家で牛乳と一緒にモッチャモチャ食べる。パンは私にとって幸せの象徴だった。
特に好きだったパンは、我々が勝手に「モチモチパン」と呼んでいた、お餅みたいに弾力のあるオヤツでも朝ごはんでもいけそうなやつ。桜えび味、豆味、きな粉味があってローテーションしてた。
また、動物やらをかたどったパンは何味であっても(大体は甘い)問答無用で大好きだった。いつか食べなくなるのかしら、と思いながら買い続けて最近22になった。昨日はアザラシのパンを見つけたので買おうと思う🦭

食玩
食玩って知ってますか?市販のお菓子に玩具が付いてて、それ。クソガキの頃ってあのコーナー見るの好きじゃなかった?あたしはスーパー行ったら絶対見てた。でもあんまり買ってもらった思い出がない。多分欲しい!って言わなかった。見てて十分だった。
この前、友とセボンスターを買った。イチゴの形のネックレスが当たって、なんと、友もお揃いのが当たった。その日は着けて帰った。そのネックレス、留め具がついてなくて頭から被るやつで、小さいかしらと思ったが、意外と余裕で入ったので大人にも優しいのかも。大人って、何

KALDI
お母さんがすごく好きだった。KALDIって言うのはお店で、通路が激狭で、コロナ前は珈琲を配ってて、不思議な食べ物があるところ。あたしは小さかったので珈琲は飲めなかったが、お母さんのを舐めて苦いぜ!ってやるのが常だった。大きくなって珈琲が飲めるようになったのに、まだKALDIのは飲めてない。コロナのうんちがよ。
KALDIの基本色は茶色で、茶色の棚にビッシリ商品がこっち向いて並べられてる。瀬戸内レモンとか何とか麺とか、読めない言語ご飯とか、見てるだけで楽しいのな〜。珈琲豆がズッチリ入った透明のケースも見応えあるのな。あと不思議美味そうなお酒もあるのな。楽しいのな〜。

・お酒
あたし、そこそこ、お酒強い!居酒屋のサワーとかハイボールを4、5杯じゃ酔えない。今まではそこで辞めてたからお酒って何?感があった。おいしー汁ならジュースで良いのではと思ってた。しかし!先日、ストゼロを1缶飲み干すと、ポヨヨ〜ンとした。自分の輪郭がボヨボヨし始め、口から言葉がスルスル落ちる。なんか全部褒めたくなる。頭も体もポヨポヨして楽しいわな。見るもの全てを手を叩いて喜んだ。あと、酔っ払った人間って面白すぎ。酔っ払った友たちは、各々楽しそうにポヨポヨしていて、それを肴に私もハイボールを嗜んだ。1人は幸せそうに眠り、1人はHIPHOPを歌い、1人はどん兵衛を啜った。
あたしは基本テンションが高く、いつも周りより少し浮いた所に居るのを、日々感じていた。しかし皆アルコールが入ることでやっと私のいる場所に追いつく。同じテンションで楽しくおしゃべりするのが、癖になっちゃうのな。

おわり。